今回はトヨタタンクの維持費についてです。ガソリン代、保険料のほか、税金も含めて、年間でいくら維持費がかかるのか、その維持費を安くする方法はないのかなどなど、維持費について考察していくエントリになります。
トヨタタンクの毎月かかる維持費が分かるとともに、車検費用を安くする方法、任意保険費用を安くする方法まで、お伝えしていきます。この記事を読むことで、「お財布にやさしい行動指針」の参考になれば幸いです。
もくじ
タンクの維持費を計算してみました
ということで、まずは総額いくらかかるのか、「一般的な維持費相場」を調査しました。その場合、かかる税金は毎月7485円、維持費は毎月26486円であることが分かりました。
計算したのは以下の条件です。
■タンクのグレード:燃費24.6km/Lのグレード(燃費計算に影響しています。)
1:自動車税→29500円
2:重量税→年間あたり7500円
3:年間走行距離→1万キロ
4:燃費計算→レギュラー128円とし、タンクの燃費をカタログ値の70%17.2km/Lとして計算
5:自動車任意保険料→年間48000円、毎月4000円として計算
6:駐車場代→年間96000円、毎月8000円として計算
7:車検費用→14万円として計算
この条件で計算をすると、タンクの維持費は毎月26486円となります。
【内訳】
自動車税 | 29500円/年 | 車検費用 | 14万円/2年~3年 |
重量税 | 7500円/年 | ガソリン代 | 75000円/年 |
任意保険料 | 48000円/年 | 総合計 | 約32万円 |
駐車場代 | 96000円/年 | 年間あたり | 約2万6千円 |
もちろん、これには購入費用が入っていませんので、もし分割での購入分があればその分毎月の維持費は高くなります。しかし、駐車場代が入っていますので、駐車場代が必要ない方は毎月8000円安くなります。任意保険も安くなれば、毎月の維持費は安くなります。
そちらも計算に入れてみると、下記の表のようになります。
毎月の維持費 | 年間の維持費 | |
上記の条件の場合 | 2.6万円 | 31.8万円 |
駐車場0円の場合 | 1.8万円 | 22.2万円 |
車検費用が10万円の場合 | 2.4万円 | 29.8万円 |
自動車任意保険が月5000円の場合 | 2.7万円 | 33万円 |
駐車場0円、車検10万円、自動車任意保険毎月3000円の場合 | 1.5万円 | 19万円 |
タンクの維持費の計算を、最初に提示した条件+αしてみると上記のようになります。この表を見ると、「駐車場」「車検費用」「自動車任意保険」を抑えることが、どれだけ維持費に影響するのかが一目で分かりますね。
そして、「駐車場」「車検費用」「自動車保険」の1つ1つを見直していくことで、年間の維持費をかなり抑えることができることがお分かりいただけるかと思います。
タンクの維持費を安くするための自動車保険の見直し
ではまずは誰もが契約するであろう自動車保険です。毎月1000円安くなれば年間1万2千円の得をすることができる自動車保険は必ず見直したい項目です。人によっては、5000円以上安くなることもありますので、まずは、タンクを購入するにあたり、今の保険が適切なのか、相場をチェックしましょう。
タンクの自動車保険料相場
タンクの任意保険料相場を年齢ごと、等級ごとに調べました。まずはこちらをご覧いただき、自分が相場より高くないかをチェックしておきましょう。※対人対物無制限、免許種類ブルーでの計算です。ゴールドの方は年間4000円程度さらに安くなります。
年齢 | 等級 | 年間の任意保険料相場 |
21歳~25歳 | 7等級 | 5.7万円 |
10等級 | 4.8万円 | |
15等級 | 3.6万円 | |
20等級 | 3.1万円(毎月2700円) | |
26歳~29歳 | 7等級 | 3.4万円 |
10等級 | 2.9万円 | |
15等級 | 2.2万円 | |
20等級 | 1.9万円(月々1700円) | |
30歳以上 | 7等級 | 3.3万円 |
10等級 | 2.8万円 | |
15等級 | 2.1万円 | |
20等級 | 1.8万円(月々1600円) |
だいたの相場としては上記のようになっています。(40歳、50歳になると、30歳以上で書いた相場よりも多少ですが安くなります。)
「安い!」と思われたかもしれません。今現在、自動車保険は様々な使い方に合わせた料金となっていますので、それだけ安くなっているのです。
もし今まで上記金額より高い値段を払っていたら、しっかりと見直しをしていきましょう。高いとしても、タンクの場合の自動車保険は、毎月3千円、年間3万6千円を最大値としながら、最終的には毎月2千円、年間2万4千円程度まで同条件で安くすることが目標であり、目安となります。
毎月のタンクの自動車保険料を安くする方法
毎月のタンクの自動車保険料を見直すには「相見積(あいみつ)」が大切です。あいみつをすることで、あなたの使用状況の場合の各会社の保険料が分かります。保険会社を比較することで、自分に一番ベストな保険を選ぶことができます。「相見積(あいみつ)」は下記のサイトですることができます。それぞれ特徴を記載しておきますので、参考にしてください。
保険スクエアbang!
保険スクエアbang!は老舗の自動車保険の相見積サイトです。FPや弁護士、ジャーナリストが監修しており、自動車保険に関するコラム、最新情報も見ることができるのが特徴です。利用者数は310万人を突破しました。数で言えば、日本で一番「勢いのある」相見積サイトとなっています。
また、オリジナルランキングも掲載されています。総合満足度部門、保険料満足度部門、事故対応、サービス部門などに分けて、掲載されていますが、すべて「口コミを参考に」このランキングが作成されているところが素晴らしいです。これだけでも参考になります。
平均では約2万円~3万円年間あたり自動車保険が安くなります。また、利用者の10%が、年間5万円以上自動車保険の維持費削減に成功していますよ。
SBIホールディングスのインズウェブ
インズウェブはSBIホールディングスの運営する自動車保険相見積サイトです。利用者
800万人900万人を突破し、利用者数では日本ナンバーワンです。
特徴は、見積もりした後に、ネット上で結果をすぐに受け取れることにあります。よって、申し込んだ後、早い場合は最短5分で結果を手にすることができます。60%の方が2万円以上安くなったという結果が出ています。
楽天自動車保険一括見積
楽天自動車保険一括見積もりは、楽天の運営する自動車保険の相見積サイトです。結果が出るまでの最短時間が短いことが特徴です。
保険スクエアbang!やインズウェブに比べてサービスとしては弱い部分がありますが、見積もり後アンケートに答えることで、「マックカード500円分」もしくは「図書カード500円分」もしくは「ハーゲンダッツ引換券」がもれなくもらえるという特典があります。
このようなキャンペーンをしているのは今は楽天のみ。少しでもお得にしたいという方におすすめです。
タンクの維持費を安くするための車検費用の見直し
車検費用についても見直すことで、タンクの維持費を安くすることができます。ディーラー車検は割高ですので、ディーラー以外で行うことで、維持費を抑えることができます。
しかし、ディーラー以外でもある程度の品質を保ちたいので、ある程度有名な所で車検を行いましょう。
【楽天を利用して車検を安く済ませる方法】
オートバックスへ楽天経由で申し込むことで、2000円分のポイントを手に入れることができます。今現在もキャンペーン中ですので、「安い車検」+「楽天ポイント」の両方が欲しい方におすすめです。
駐車場代も見直して維持費節約
最後に駐車場代です。こちらも見直すことで、維持費を節約できます。なかなか難しい部分でもあるのですが、特に通勤時などで駐車場を借りている方は、多少歩いたりすることで、もっと安い駐車場を見つけることができるかもしれません。
生活に大きく関わることなので、保険の見直しや、車検以上に大変なことですが、よかったら是非やってみてください。
タンクの維持費の目安は毎月2万円にしたい
合計でかなりの金額がタンクの維持費としてかかることが分かりました。しかし、少し工夫をするだけで、この維持費を安くできることもお伝えしてきました。
一番簡単に安くできるのはやはり自動車保険の部分です。自動車保険についてはタイミングが重要なのですが、「これから買う」という方は特に大チャンスですので、後々後悔しないように、見直しをしておきましょう。
それでは今回はタンクの維持費と、維持費を安くする方法についてでした。
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